【この時期、肌と体にいいものは？】食から考える美肌

「五臓六腑」この言葉を耳にしたことはありますか？
東洋医学において、「肝」「心」「脾」「肺」「腎」という五臓を指すそうです。
西洋医学でいう肝臓や心臓、脾臓、肺、腎臓とは違います。

この五臓（六腑）、簡単に言うと「人が生きるために必要な、気血水を作り貯める場所」。それぞれの役割は、また別のブログで^^

さあこの五臓六腑を健康な状態にすることで健康な体や精神、お肌を保つことができます。

ここまでが前提。

めちゃくちゃ暑いこの夏は、
五臓六腑の中の「心(しん)」の働きを悪くして気力を減退させたり、精神的に不安になったり、不眠を引き起こします。

「心」は血を全身に巡らせる働きと精神を安定させる働きがあるので、ここが弱ると確かに気力を無くしますね…

気力がなくなる原因は、心を使いすぎ汗をかきすぎることです。
肌もそうですよね、汗をかきすぎてなんかハリや元気な感じがなくなる…
要するにエネルギー不足になっちゃうってことです。

夏の土用の丑の日には、ウナギを食べましょう！とありますが、これも五臓六腑に従うと立派な理由があります。
ウナギは必須アミノ酸を含んで、ビタミンAやビタミンBが多く含まれています。

ビタミンA…レチノールとも。（ややっ、最近よく聞く美容成分！！）抗酸化作用が強く、お肌のターンオーバーを促進する力がありシミ改善に効果的なんです。

ビタミンB…お肌のもとともいえるたんぱく質を作る働きがあります。皮脂分泌をコントロールする役割もあるため、ニキビができやすい人やオイリー肌に悩む人は意識して接種してほしいものです。

ウナギが体にも肌にもいいのはわかった…
でもウナギ高いよ～～～！！はい、高いです…
そんな時は、「う」のつく食べ物でもいいんです！
うどん
うり
梅干し
馬の肉
牛の肉
なんか夏はこれ食べるといいよ！の定番ですね！

うりは冷たい食べ物の取りすぎで溜まった水毒（むくみや天気頭痛の原因）を解消してくれます。
梅干しは食欲増進。
馬肉はウナギと同様に必須アミノ酸たっぷりなので、ハリのある元気なお肌でいられます

おすすめは冬瓜です！
冬瓜はうりの仲間で、体の中の余分な水を排出し、体を冷やす効果があるので、夏にはぴったりの食材です！
つまりデトックス効果が高いってこと！
ただ、取りすぎは体を必要以上に冷やすので、ちょこっとだけしょうがと一緒に摂取すると代謝も上がってGOOD☆

しょうが、鳥のひき肉と一緒に冬瓜スープにすると食べやすくて丁度いいかも♪

夏を乗り切る「食と美」、試してみてください＾＾